The Grease Band
1971
Album概要
グリース・バンドのセルフタイトル・アルバム『ザ・グリース・バンド』は、バンドがジョー・コッカーと袂を分かった後の1971年にリリースされた。このアルバムでは、バンドはカントリー調のロックやブルースの影響を取り入れた実験的な試みを行っている。アルバムのプロデュースは、グリース・バンド自身、クリス・ステイントン、ナイジェル・トーマスが担当した。ジャケットには、壁紙のような花々に囲まれたバンドメンバーが写っており、裏面にはグリースが流れているように見えるデザインが施されている。
このアルバムは、アコースティック楽器とエレクトリック楽器を融合させ、カントリー、ブルース、ソウル、フォーク、R&Bといった様々なスタイルを取り入れた、雰囲気のある作品と評されている。一部の評論家は、このアルバムをイギリス版『ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク』になぞらえた。バンドの努力にもかかわらず、アルバムの評価は賛否両論で、演奏技術や冒険的な精神を称賛する声がある一方で、まとまりに欠けると指摘する声もあった。アルバムは全米ビルボード200チャートで最高190位を記録した。
レコーディング情報
1971年にロンドンのアイランド・スタジオとオリンピック・スタジオで録音。プロデューサーはザ・グリース・バンド、クリス・ステイントン、ナイジェル・トーマス。
トラックハイライト
参加ミュージシャン
- Henry McCullough (ギター、ボーカル)
- Alan Spenner (ベース、ボーカル)
- Bruce Rowland (ドラム、パーカッション、ハーモニウム、バックコーラス)
- Neil Hubbard (ギター、バックコーラス)
- Phil 'Harmonious' Plonk (キーボード)
- Bob Potter (エンジニア)
- Peter Smith (袖、写真)
- Chris Stainton (プロデューサー)
- Nigel Thomas (プロデューサー)
- Bob Potter (バックコーラス)
音楽的意義
このアルバムは、ジョー・コッカーのバックバンドとして地位を確立した後、バンドの多才さと演奏技術を披露した。商業的にはさほど成功しなかったものの、このアルバムは1970年代初頭のロックファンの間でカルト的な人気を誇る作品となった。『ジーザス・クライスト・スーパースター』のロックとしての確固たる地位は、グリース・バンドの存在によるところが大きい。
ハバード、スペナー、ローランド、マッカローを含むグリース・バンドの主要メンバーは、アンドリュー・ロイド・ウェバーのミュージカル「ジーザス・クライスト・スーパースター」の1970年のオリジナル録音に参加した。
トラックリスト
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