Joe Cocker
1972
Album概要
アルバム『Joe Cocker』は、ジョー・コッカーの3枚目のスタジオ・アルバムで、1972年11月にリリースされました。ヨーロッパではキューブ・レコードから『Something to Say』というタイトルで、アメリカではA&Mレコードから『Joe Cocker』というタイトルでリリースされました。このアルバムには、1971年夏にリリースされたヒット・シングル「High Time We Went」が収録されています。『Joe Cocker』は、コッカーがよりジャズやブルースの影響を受けたスタイルへと移行したことを示す作品となりました。批評家からは好評を得たものの、アルバムは全米アルバム・チャートで30位止まりで、イギリスやヨーロッパのチャートではヒットしませんでした。
アルバム収録曲の1曲「Woman to Woman」は、トゥパック・シャクールのヒット・シングル「California Love」のベースとなりました。このアルバムは、1990年にキャッスル・コミュニケーションズから『Something to Say』というタイトルでCDとして最初にリリースされ、1998年にはA&Mレコードからリマスター版が世界中でリリースされた。アルバムには、後にイエスのドラマーとなるアラン・ホワイトと、ジョージ・ハリスンやジョン・レノンのアルバムで演奏経験のあるジム・ケルトナーが参加している。
レコーディング情報
これらの楽曲は1971年と1972年に録音された。「High Time We Went」と「Black-Eyed Blues」は1971年に録音され、「Do Right Woman」と「St. James Infirmary」はライブ録音された。トラック1~6と9はデニー・コーデルが、トラック6~9はナイジェル・トーマスがプロデュースした。レコーディングはロンドン、メンフィス、ロサンゼルス、ニューヨークで行われた。
トラックハイライト
- High Time We Went — 1971年の夏にリリースされたヒットシングル
- Midnight Rider (Gregg Allman) — ビルボードホット100にチャートインし、最高位は27位だった。
- Woman to Woman — トゥパック・シャクールのヒットシングル「カリフォルニア・ラブ」のベース
- St. James Infirmary — ライブ録音
参加ミュージシャン
- Joe Cocker (リードボーカル、アレンジ)
- Chris Stainton (アコースティックピアノ、ハモンドオルガン、編曲)
- Neil Hubbard (ギター)
- Alan Spenner (ベース)
- Jim Keltner (ドラム)
- Alan White (ドラム)
- Conrad Isidore (ドラム)
- Felix "Flaco" Falcon (各種打楽器)
- Rebop Kwaku Baah (コンガス)
- Fred Scerbo (サックス)
- Milton Sloan (サックス)
- Jim Horn (サックス)
音楽的意義
このアルバムは、ジョー・コッカーにとって方向転換となる作品であり、ジャズやブルースの要素をより多く取り入れた。批評家からは好評を得たものの、イギリスやヨーロッパでは商業的に大きな成功を収めることはなく、アメリカでは30位にランクインしたにとどまった。
このアルバムに収録されている楽曲の一つ「ウーマン・トゥ・ウーマン」は、トゥパック・シャクールの大ヒットシングル「カリフォルニア・ラブ」の元となった。
トラックリスト
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