No Ordinary World
1999
Album概要
ジョー・コッカーの17枚目のスタジオ・アルバム『ノー・オーディナリー・ワールド』は、1999年10月8日にヨーロッパで、2000年8月22日にアメリカでリリースされた。アメリカ盤にはボーナス・トラックが2曲収録され、ジャケットのアートワークも異なっている。アルバムには、レナード・コーエンの「ファースト・ウィ・テイク・マンハッタン」とスティーヴ・ウィンウッドの「ホワイル・ユー・シー・ア・チャンス」のカバーに加え、ブライアン・アダムスが共作し、バック・ボーカルも担当した「シー・ビリーヴス・イン・ミー」が収録されている。商業的には大きな成功を収めなかったものの、このアルバムはポップとR&Bにロックの要素を融合させ、高い演奏技術を誇っている。
レコーディング情報
「No Ordinary World」は、1998年から1999年にかけて、イギリス・ロンドンのメトロポリス・スタジオ、バッテリー・スタジオ、エリア21、ブリタニア・ロウ・スタジオ、オリンピック・スタジオ1、ノミス・スタジオ、フランス・パリのスタジオ・ツイン、アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスのレコード・プラントで録音された。スティーヴ・パワー、ピート・スミス、ピーター=ジョン・ヴェッテス、ジャン=ジャック・ゴールドマンがプロデューサーを務めた。
トラックハイライト
- First We Take Manhattan (Leonard Cohen) — レナード・コーエンの名曲のカバー
- While You See a Chance (Steve Winwood) — スティーヴ・ウィンウッドの曲のカバー
- She Believes in Me — ブライアン・アダムスが共作し、バックコーラスも担当している。
- Where Would I Be Now — マイケル・マクドナルドとトニー・ジョー・ホワイトによる執筆
参加ミュージシャン
- Joe Cocker (ボーカル、エグゼクティブプロデューサー)
- Steve Power (プロデューサー、ミキシング)
- Peter-John Vettese (プロデューサー、キーボード、プログラミング)
- Pete Smith (プロデューサー)
- Jean-Jacques Goldman (プロデューサー、アコースティックギター、キーボード、バックコーラス)
- Spike Edney (シンセサイザー)
- Chris Elliot (アコースティックピアノ、ローズエレクトリックピアノ、クラビネット、ウーリッツァーエレクトリックピアノ)
- John Savannah (ハモンドオルガン、エレクトリックピアノ、アコースティックピアノ)
- Jason Rebello (アコースティックピアノ、クラビネット、エレクトリックピアノ)
- Peter Gordeno (キーボード)
- Mark Evans (追加プログラミング)
- Bryan Adams (バックコーラス)
音楽的意義
『ノー・オーディナリー・ワールド』は、ジョー・コッカーの初期作品ほどの商業的成功は収めなかったものの、彼の持ち味であるハスキーな歌声と表現力は健在だ。アルバムの評価は控えめで、一部の評論家はカバー曲の出来栄えや演奏技術を高く評価しつつも、全体的なインパクトにやや欠けると指摘した。しかしながら、ロック、ポップ、ブルースを融合させたコッカーの音楽を好むファンにとっては、聴く価値のある作品であることに変わりはない。
アメリカ版の「No Ordinary World」は、ヨーロッパ版とは異なり、ジャケットのアートワークが異なり、ボーナストラックが2曲収録されている。
トラックリスト
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