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アルバムとの、出会いかた。— "新しい出会いを探す" で始まるレコード掘り
機能を用意した想い

アルバムとの、出会いかた。— "新しい出会いを探す" で始まるレコード掘り

20代の頃、よく通った中古レコード屋があった。 店に入ると、木の箱にぎっしり詰まったLPレコードが並んでいる。ジャンルごとに仕切られた箱の中を、指先で1枚ずつめくっていく。背表紙に書かれたアーティスト名、アルバムタイトル。知っているものは素通りして、知らないものに指が止まる。 引き抜いてジャケットを見る。写真、イラスト、タイポグラフィ。裏面をひっくり返して、曲目を眺める。知らないミュージシャンの名前がクレジットに並んでいる。「これは誰だろう」「どんな音だろう」。その想像の時間が、たまらなく好きだった。 サブスクリプションの時代になって、音楽へのアクセスは驚くほど簡単になった。
目次
  1. あの木箱の前で
  2. 指先が止まる瞬間
  3. 「新しい出会いを探す」
  4. 木箱を掘る
  5. 1枚を手に取る
  6. キープした宝物たち
  7. ジャケットを、味わう
  8. おわりに

あの木箱の前で

20代の頃、よく通った中古レコード屋があった。

店に入ると、木の箱にぎっしり詰まったLPレコードが並んでいる。ジャンルごとに仕切られた箱の中を、指先で1枚ずつめくっていく。背表紙に書かれたアーティスト名、アルバムタイトル。知っているものは素通りして、知らないものに指が止まる。

引き抜いてジャケットを見る。写真、イラスト、タイポグラフィ。裏面をひっくり返して、曲目を眺める。知らないミュージシャンの名前がクレジットに並んでいる。「これは誰だろう」「どんな音だろう」。その想像の時間が、たまらなく好きだった。

指先が止まる瞬間

サブスクリプションの時代になって、音楽へのアクセスは驚くほど簡単になった。好きなアーティストの名前を入れれば、すぐに聴ける。アルゴリズムが「あなたへのおすすめ」を並べてくれる。

便利だ。本当に便利だ。でも、ふと思うことがある。

あの「知らないジャケットに指が止まる瞬間」が、いつの間にかなくなっている。アルゴリズムが選んだものは、結局は自分の好みの延長線上にある。木箱の中で出会った、まったく予想もしなかった1枚 — あの種類の出会いが、デジタルの世界では起きにくくなった。

「新しい出会いを探す」

Album Sweet に、その木箱がある。

トップページの下部にある「新しい出会いを探す」ボタン。あるいはメニューからも同じ場所にたどり着ける。名前のとおり、まだ知らないアルバムとの出会いを探しに行く場所だ。

Album Sweet トップページ下部の「新しい出会いを探す」ボタン ハンバーガーメニューの「新しい出会いを探す」メニュー項目
左: トップページから / 右: メニューからもアクセスできる

木箱を掘る

画面いっぱいに、レコードの背表紙が並ぶ。

色とりどりの背表紙。タイトルだけが見えている。中古レコード屋の木箱を上から覗き込んだ、あの光景だ。気になる1枚をタップすれば、ジャケットが飛び出してくる。「もっと掘る」を押せば、箱の中身がごっそり入れ替わる。何が出てくるかはわからない。それがいい。

レコード木箱の画面。色とりどりの背表紙がぎっしり並んでいる
背表紙だけが見える — 何が飛び出すかはわからない

1枚を手に取る

気になった背表紙をタップすると、ジャケットがポップアップで現れる。アーティスト名、アルバムタイトル、リリース年。ここで3つの選択肢がある。

「キープ」— 気になるアルバムを取り置きしておく。あとでまとめて見返せる。
「聴く」— その場で試聴を始める。Apple Music の音源がすぐに流れ出す。
「戻す」— 箱に戻して、次の1枚へ。

アルバムのポップアップ表示。ジャケット、タイトル、キープ・聴く・戻すボタン アルバムの試聴画面。再生中の曲名とプレーヤーコントロール
左: ジャケットが飛び出す / 右: そのまま試聴できる

レコード屋で「ちょっとかけてもらえますか」と店主に頼んだ、あの感覚に近い。違うのは、何枚でも、何時間でも、気兼ねなく試せることだ。

キープした宝物たち

掘り進めていくうちに、キープした枚数が画面の下に表示される。タップすると、取り置きしたアルバムが一覧で並ぶ。

レコード屋で「これは買うかもしれない」と別の場所に抜き出しておいた、あの小さな山。それがここにある。気が変わったら戻せばいい。気に入ったら「詳細を開く」で、そのアルバムの世界に飛び込める。

キープしたアルバム一覧。6枚のジャケットが並んでいる
掘り当てた宝物たち — ここからさらに深く味わえる

ジャケットを、味わう

キープしたアルバムは、フルスクリーンで1枚ずつ眺めることもできる。暗い背景にジャケットだけが浮かび上がる。左右にめくりながら、今日の収穫をゆっくり味わう。

気に入った1枚があれば「アルバム詳細へ」。トラックリスト、クレジット、関連アーティスト — そこから始まる探求の旅は、また別の話だ。

フルスクリーンのジャケットビュー。John Hammond のアルバムが暗い背景に浮かんでいる
暗い空間にジャケットだけが浮かぶ — アルバムを、味わう

おわりに

音楽との出会いは、人との出会いに似ている。探しに行かなければ、見つからない。でも、探しに行った先で出会ったものは、アルゴリズムが選んだものとは違う重みを持つ。

Album Sweet の「新しい出会いを探す」は、あの中古レコード屋の木箱をデジタルに再現したものだ。何が出てくるかわからない。でも、だからこそ面白い。

指先で背表紙をめくる感覚を、もう一度。
Album Sweet で、新しい出会いを探しに来てください。

この記事を書いた人

やっぱり好きなのはアルバム親父

Webアドバイジング・クリエイター

池田南美夫

20代で中古レコード屋に入り浸り、LPの裏面クレジットからミュージシャンのルーツを辿る日々。 バンド活動も続けながら、音楽とWebの世界を行き来してきた。 Album Sweet は「アルバムを丸ごと味わう」体験を、もう一度デジタルで実現するために生まれたサービス。 姉妹サービス membo.info では「諦めの悪いバンド親父」として、バンドメンバー募集の話を書いている。