Nothing but the Blues
1957
Album概要
『Nothing but the Blues』は、ジャズ・ギタリスト、ハーブ・エリスのセカンド・アルバムです。エリス自身はこのアルバムを自身の最高傑作と位置づけています。ナット・ヘントフは、エリスの「これまでの最高傑作であり、最も充実したセッションの一つ」と評しました。アルバムには、ハーブ・エリス(ギター)、ロイ・エルドリッジ(トランペット)、スタン・ゲッツ(テナーサックス)、レイ・ブラウン(コントラバス)、スタン・レヴィ(ドラム)が参加しています。『ダウンビート』誌のレビューでは、「今年最高のジャズ・アルバムの一つ」と評されました。アルバムはブルースを主体とし、オリジナル曲とカバー曲を幅広く収録しています。
このアルバムは当初、ヴァーヴ・レコードからリリースされました。1994年のCD再発盤には、エルドリッジとゲッツに加え、ディジー・ガレスピー、コールマン・ホーキンス、ガス・ジョンソンが参加した1958年パリ録音のボーナス・トラックが収録されています。これらの録音はノーマン・グランツが監修しました。
レコーディング情報
1957年10月11日、ハリウッドのラジオ・レコーダーズにて録音。オリジナル録音はノーマン・グランツが監修。
トラックハイライト
- Paps Blues (Ray Brown)
- Big Reds Boogie Woogie (Herb Ellis)
- Tin Roof Blues (Leon Roppolo, Benny Pollack, George Brunies, Mel Stitzel, Paul Mares, Walter Melrose)
- Soft Winds (Benny Goodman)
- Royal Garden Blues (Spencer Williams, Clarence Williams)
- Patti Cake (Herb Ellis)
- Blues for Janet (Herb Ellis, Ray Brown)
- Blues for Junior (Ray Brown)
参加ミュージシャン
- Herb Ellis (ギター)
- Roy Eldridge (トランペット)
- Stan Getz (テナーサックス)
- Ray Brown (コントラバス)
- Stan Levey (ドラム)
- Dizzy Gillespie (トランペット)
- Coleman Hawkins (テナーサックス)
- Gus Johnson (ドラム)
- Oscar Peterson (ピアノ)
- Norman Granz (監督者)
音楽的意義
このアルバムはハーブ・エリスのディスコグラフィーの中でも重要な作品とされており、リリース当時から高い評価を受けた。ジョン・タイナンは『ダウンビート』誌のレビューで、アンサンブルの演奏とブルースのメッセージへの忠実さを称賛した。グレゴリー・イソラは、このアルバムがブルースとジャズの交わりを探求している点を指摘した。
ハーブ・エリスは「Nothing but the Blues」を自身のお気に入りのアルバムと考えていた。
トラックリスト
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