Where’s Your Love Been
2014
Album概要
サンドラ・ローズのアルバム『Where's Your Love Been』は、1972年5月にメンフィスのサム・フィリップス・レコーディング・スタジオで録音され、1973年にファンタジー・レコードからリリースされました。ローズはチャールズ・チャルマーズと共同でプロデュースを手がけました。このアルバムはカントリーとソウルの境界線を曖昧にし、ボーカリスト兼ソングライターとしてのローズの多才ぶりを際立たせています。オリジナル曲とカバー曲が収録されており、ローリング・ストーンズの「You Can't Always Get What You Want」のカバーも含まれています。
このアルバムは、カントリーとソウルの影響を色濃く受け、ロックやファンクの要素も取り入れています。アレンジにはペダル・スティール・ギター、ハーモニカ、コーラスが用いられ、ソウルフルなボーカルとメロディーが融合しています。2014年、オムニヴォア・レコーディングスは、オリジナル・セッションからの未発表ボーナス・トラック7曲とビル・ダールによるライナーノーツを収録したCDでこのアルバムを再発しました。この再発により、アルバムは初めてCDで入手可能となりました。
レコーディング情報
1972年5月、テネシー州メンフィスのサム・フィリップス・レコーディング・スタジオにて録音。サンドラ・ローズとチャールズ・チャルマーズが共同プロデュース。
トラックハイライト
- No One Else Could Love You More — アコースティックギターがリードするカントリー調の曲
- You Can't Always Get What You Want (The Rolling Stones) — ロックの名曲を素朴なアレンジで表現
- The Best Thing You Ever Had (George Jackson) — ソウルフルなグルーヴ
- Never Grow Old — ゴスペルの雰囲気
参加ミュージシャン
- Sandra Rhodes (ボーカル、プロデューサー、ギター)
- Charles Chalmers (プロデューサー、編曲家、テナーサックス奏者)
- Donna Rhodes (コンガ、マラカス、タンバリン)
- Butch Johnson (ギター)
- Leo LaBlanc (スティールギター)
- Roland Robinson (ベース)
- Sylvester Sample (ベース)
- Steve Holt (ドラム)
- James Brown (エレクトリックピアノ、オルガン)
- James Mitchell (バリトンサックス)
- Tony Lane (アートディレクション、表紙デザイン、写真撮影)
- Slick Lawson (写真【裏表紙写真】)
音楽的意義
サンドラ・ローズの「Where's Your Love Been」は、彼女のボーカリストおよびソングライターとしての才能を際立たせるカントリー・ソウルの名盤とされている。メインストリームで大ヒットしたわけではないが、このアルバムはローズがカントリーとソウルの要素を融合させ、独自のメンフィス・サウンドを生み出す能力を存分に発揮している。2014年の再発盤は、このアルバムをより幅広いリスナーに届け、ジャンルの融合とローズのボーカル・パフォーマンスが高く評価された。
サンドラ・ローズは、コンウェイ・トゥイッティの全米No.1ヒット曲「ザ・クラウン」を共作した。ソロアルバムをリリースする前は、アル・グリーンのバックコーラスを務め、トリオRCR(ローズ、チャルマーズ、ローズ)の一員でもあった。
トラックリスト
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