It’s Time!
1965
Album概要
ジャッキー・マクリーンのアルバム『It's Time!』は、1964年に録音され、1965年6月下旬から7月上旬にかけてブルーノート・レコードからリリースされた作品で、ポスト・バップとフリー・ジャズが見事に融合したサウンドを聴かせてくれる。このアルバムでは、マクリーンはトランペット奏者のチャールズ・トリヴァー、ピアニストのハービー・ハンコック、ベーシストのセシル・マクビー、ドラマーのロイ・ヘインズとのクインテットを率いている。レコーディング・セッションは1964年8月5日、ニュージャージー州イングルウッド・クリフスのルディ・ヴァン・ゲルダー・スタジオで行われた。マクリーンがハード・バップに回帰し、それまで探求してきた音楽的探求の成果を取り入れた本作は、ハンコックとフロントラインとの魅力的な対話によって際立ち、エネルギッシュなサウンド体験を生み出している。
アルバムには、ジャッキー・マクリーンとチャールズ・トリヴァーによるオリジナル曲が収録されている。ブルーノート85周年記念リイシュー・シリーズの一環として、日本限定のUHQCDとしてリリースされるなど、何度も再発されている。リード・マイルズがデザインしたこのアルバムジャケットは、デザインの古典として高く評価されている。一部の批評家はマクリーンがフリージャズを全面的に取り入れることを期待していたが、彼らは「It's Time!」のハードバップの親しみやすさを歓迎した。
レコーディング情報
1964年8月5日、ニュージャージー州エングルウッド・クリフスのヴァン・ゲルダー・スタジオにて録音。エンジニア:ルディ・ヴァン・ゲルダー、プロデューサー:アルフレッド・ライオン
トラックハイライト
- Cancellation (Charles Tolliver) — 高度なハードバップの力強い楽曲
- Das' Dat — ブルースのルーツを強調した、典型的なハードバップの一曲。
- It's Time — モーダルジャズの影響を反映している
参加ミュージシャン
- Jackie McLean (アルトサックス)
- Charles Tolliver (トランペット)
- Herbie Hancock (ピアノ)
- Cecil McBee (ベース)
- Roy Haynes (ドラム)
- Alfred Lion (プロデューサー)
- Rudy Van Gelder (エンジニア)
- Reid Miles (表紙デザイン)
- Francis Wolff (写真)
- Nat Hentoff (ライナーノーツ)
音楽的意義
このアルバムは、ジャッキー・マクリーンによる大胆かつリズミカルな作品と評され、ポスト・バップの力強さとアヴァンギャルドなテクスチャーが見事に融合している。ポスト・バップとフリー・ジャズを調和させるマクリーンの才能が存分に発揮されており、どの曲にもブルースの精神が感じられる。マクリーンの他の作品ほど注目を集めたわけではないが、彼のキャリアにおける過渡期を鮮やかに捉えた作品と言えるだろう。 AllMusicはこのアルバムに3.5つ星を与えている。ペンギン・ジャズ・レコーディングス・ガイドも同じく3.5つ星を与えている。
トランペット奏者のチャールズ・トリヴァーは「It's Time!」でブルーノート・デビューを果たした。
トラックリスト
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