Great White
1984
Album概要
グレート・ホワイトのセルフタイトル・デビュー・アルバムは、1984年2月17日にリリースされ、EMIアメリカとの契約開始を告げる作品となった。このアルバムは、後のブルース色の強いロック・スタイルとは異なり、よりヘヴィでメタル色の強いサウンドを特徴としている。前作EPに収録されていた3曲は、このフルアルバムのために再録音された。アルバム発売後、バンドはホワイトスネイクとジューダス・プリーストのサポート・ツアーを行った。
バンドの努力にもかかわらず、EMIアメリカはこのアルバムを失敗作とみなし、グレート・ホワイトとの契約を打ち切った。これを機にバンドは音楽の方向性を見直し、その後のアルバムではより親しみやすいハードロック・サウンドへと方向転換した。1999年にCD再発された『Stick It』には、ボーナス・トラックとして5曲のカバー曲が収録されている。
レコーディング情報
カリフォルニア州レドンドビーチのトータル・アクセス・レコーディングにて録音。プロデュース、エンジニアリング、ミキシングはマイケル・ワグナーが担当。アシスタント・エンジニアはウィン・デイビス、マスタリングはグレッグ・フルジニティが手掛けた。
トラックハイライト
- Stick It — クールなメタルリフで始まるオープニングが特徴です。
- Substitute (The Who) — ザ・フーの名曲をヘビーなアレンジでカバー。
- Out of the Night — 以前リリースされたEPのタイトル曲。
- On Your Knees — ドン・ドッケンとの共作。
参加ミュージシャン
- Jack Russell (リードボーカルとバックコーラス)
- Mark Kendall (ギター、バックコーラス)
- Lorne Black (ベース、バックコーラス)
- Gary Holland (ドラム、バックコーラス)
- Michael Wagener (プロデューサー、エンジニア、ミキシング)
- Alan Niven (バックコーラス、マネジメント)
- Michael Lardie (バックコーラス、アシスタントエンジニア)
音楽的意義
『グレート・ホワイト』はリリース当初は主流の成功を収めることはなかったものの、バンドの初期の、よりヘヴィなサウンドを代表する作品である。このアルバムはビルボード200で144位にランクインした。当初は苦戦したものの、バンドはその後、よりメロディックでブルースを基調としたアプローチで成功を収め、後のアルバムで再び脚光を浴びることになる。
このアルバムは1999年にフランスのレーベルから『Stick It』というタイトルで再発売され、ボーナストラックとして5曲のカバー曲が収録された。
トラックリスト
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