Joined Ends
2014
Album概要
『Joined Ends』は、オーストリア出身の作曲家、プロデューサー、キーボーディストであるドリアン・コンセプトの2枚目のフルアルバムで、2014年にリリースされました。Ninja Tuneレーベルからの初のリリースとなります。オリバー・ジョンソン、別名ドリアン・コンセプトは、トレードマークであるMicroKorgシンセサイザーから離れ、Wurlitzerのエレクトリックピアノと厳選されたアナログシンセサイザーを用いて、より温かみのあるアナログサウンドを追求しました。このアルバムは、エレクトロニック、ジャズ、ファンク、ヒップホップといった様々な要素が融合し、複雑でありながらも親しみやすいサウンドを生み出しています。『Joined Ends』は、高揚感のあるリズムと明るいサウンド、そしてクライマックスとムーディーな瞬間が絶妙なバランスで調和した、まさに音の幾何学と表現されています。
このアルバムでは、ドリアン・コンセプトはリスナーをじらすように緊張感を高め、徐々に高揚させていくことで、すべてを一度にさらけ出すのではなく、究極のサウンドクライマックスへと導いていきます。彼はライブ録音やサンプリングを楽曲制作に取り入れています。批評家たちは、このアルバムの控えめな感情表現と一貫性のあるプロダクションのバランスの良さを高く評価しており、傑出したエレクトロニック・ミュージック作品となっている。アルバムは、豊かなアナログシンセサイザー、ファズの効いたボーカル、そして繊細なメロディーコントロールを取り入れた、自信に満ちた前進作と評されている。
レコーディング情報
ドリアン・コンセプトは、トレードマークであるマイクロコルグから離れ、ウーリッツァーのエレクトリックピアノと様々なアナログシンセサイザーを用いて『Joined Ends』をレコーディングした。彼はビートのみをシーケンスし、ライブ録音した素材をサンプリングして楽曲を構成した。アルバムのマスタリングはマット・コルトンが担当した。
トラックハイライト
- Draft Culture — ジャズサウンドとガレージ風のビートを融合させ、高揚感のあるトロピカルなコーラスを取り入れている。
- Mint — ミニマルなピアノのイントロから始まり、やがて電子音やチャイム音へと変化していくのが特徴です。
- Nest Nest — Volcano Choirのようなバンドを彷彿とさせるボーカルが特徴。
- Ann River, Mn — ウーリッツァー、シロフォン、そしてマスクをつけたボーカルによる、壮大なアレンジが特徴です。
参加ミュージシャン
- Oliver Thomas Johnson (音楽:、プロデューサー)
- Stephen Serrato (デザイン)
- Oliver Johnson (図)
- Matt Colton (マスタリング担当)
- Richard Eigner (シンバル、シェイカー)
音楽的意義
『Joined Ends』は、ドリアン・コンセプトのサウンドにおける転換点となり、より成熟した、まとまりのあるスタイルへと移行した。批評家たちは、このアルバムの緻密なサウンドワークと独自の音楽スタイルを高く評価し、エレクトロニック、ジャズ、ポップの要素が見事に融合していると指摘した。一部のレビューでは、映画のような映像美と、聴く者を惹きつける雰囲気作りの巧みさが強調された。控えめながらも圧倒的な感情表現力を持つ作品として称賛され、年間最優秀エレクトロニック・アルバムの有力候補と目されている。 このアルバムは、マイクロコルグを駆使したサウンドから脱却し、よりアナログ的なサウンドへと回帰した。一貫性のあるプロダクションと感情表現力が高く評価され、フライング・ロータスやエイフェックス・ツインの作品と比較する批評家もいた。
ドリアン・コンセプトは、十代の頃にドリアン・スケールにちなんで芸名を名乗るようになった。
トラックリスト
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