Stoic
2021
Album概要
『Stoic』は、ロシアのバンドCrustによる3枚目のフルアルバムで、2021年4月2日にリリースされた。このアルバムは、ブラックメタル、ドゥームメタル、スラッジメタルの要素を融合させた作品となっている。アルバムのテーマは、バンドが恐怖と偽りの価値観に満ちた世界に立ち向かうための合理的なアプローチと考える「禁欲主義」を中心に展開されている。
レコーディング情報
このアルバムは、ギターにヴラド・タタルスキー、ベース、ボーカル、アコースティックギターにアルトゥール・フィレンコ、ドラムにイゴール・プロコフィエフを迎えて録音された。ミキシングはニコライ・パブロフ、マスタリングはアルテム・ドリーナが担当した。
トラックハイライト
- Stoic — オープニングトラックは、最初は残忍なオールドスクール・デスメタル・スラッシュで始まり、その後、Type O Negativeを彷彿とさせるスラッジ・グルーヴへとテンポを落としていく。
- Watching Emptiness — アルバムの中で最も長い楽曲で、葬送ドゥームとポストメタルの要素を取り入れ、憂鬱な雰囲気を醸し出している。
- Willow Forest — アコースティックギターで演奏される、短くメロディアスな間奏曲。
- Desert — アルバムの最後を飾る、サイケデリックな雰囲気のインストゥルメンタル曲。
- Anhedonia — 消費のみに基づいた人生の空虚さについての考察。
参加ミュージシャン
- Vlad Tatarsky (ギター)
- Artur Filenko (ベース、ボーカル、アコースティックギター)
- Igor Prokofiev (ドラム(アルバム収録))
- Roman Romanov (ドラム(ライブおよび現在のラインナップ))
- Nikolay Pavlov (ミキサー)
- Artem Dolina (マスタリング)
- Abyssic Art (アートワーク)
- Den Mantrov (ビジュアル)
音楽的意義
批評家たちは、『Stoic』がCrustのこれまでの作品の中で最高傑作であり、前作に比べてブラックメタル要素がより重厚で、よりダークでドゥームメタル的な側面が強いと指摘している。ある評論家は、このアルバムが迫りくる破滅の予感を漂わせ、息苦しさを感じさせるような雰囲気を作り出していると評した。また、このアルバムは非の打ちどころのないプロダクションと、様々なメタルサブジャンルをシームレスに融合させる能力が高く評価されている。
バンドは当初マッド・ハニーという名前だったが、シアトルのバンド、マッドハニーとの混同を避けるため、クラストに改名した。
トラックリスト
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