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Stories
2020
Album概要
トム・ケネディのアルバム『Stories』は、2021年6月11日にオータム・ヒル・レコードからリリースされました。リーダー作としては6枚目となる本作は、ケネディ自身が作曲した楽曲のみを収録した初のアルバムです。収録曲はすべて、ケネディが旅先で作曲したもので、まるで音のスクラップブックのように、オーストラリア、中国、ヨーロッパ、そしてアメリカを巡るツアーの思い出を音楽で綴っています。ケネディは、旅を通して得た音楽的な印象を、共に経験を分かち合った素晴らしいアーティストたちと共に表現しています。
本作では、デイヴ・ウェックル、マイク・スターン、ランディ・ブレッカー、ジェイ・オリバー、ビル・エヴァンス、エイダ・ロヴァッティ、ゲイリー・ミークといった長年のコラボレーターたちと再び共演しています。ケネディ自身の経験や、これまで共に活動してきたミュージシャンたちからインスピレーションを得た、様々な音楽スタイルが融合した作品となっています。
レコーディング情報
レコーディングは、トム・ケネディがユーフォリア・スタジオとTKサウンド(ニューヨーク)、デイヴ・ウェックルがザ・ガレージ(カリフォルニア州ロサンゼルス)、ジェイ・オリバーがスタジオ88(ミズーリ州セントルイス)、クリス・ストーンがソニー・ツリー・スタジオ(テネシー州ナッシュビル)、リチャード・ブライアントがRVプロダクション(カリフォルニア州モントレー)、アダ・ロヴァッティがハンプトンサウンド・スタジオ(ニューヨーク州イーストハンプトン)で行いました。プロデューサーはトム・ケネディ、アソシエイト・プロデューサーはデイヴ・ウェックルです。
トラックハイライト
- Hurry Up! — ビッグバンド音楽にインスパイアされた金管楽器セクションが特徴です。
- Elements — マイク・スターン、リー・リトナー、デイヴ・グルーシン、ブレッカー・ブラザーズの音楽から断片的な要素を取り入れている。
- The '70s — パーラメント/ファンカデリックやグラハム・セントラル・ステーションのヘビーなファンク・サウンドに影響を受けている。
- A Simple Song — ケネディがアコースティック・アップライトベースを演奏するこのアルバムは、喜びと活気に満ちた演奏を彷彿とさせる。
- Altitude — ビル・エヴァンスのサックス演奏と、引き締まったリズムが特徴的だ。
参加ミュージシャン
- Tom Kennedy (ベース、キーボード、プロデューサー、作詞作曲家、編曲家、レコーディングエンジニア)
- Dave Weckl (ドラム、アソシエイトプロデューサー、ミキシングエンジニア)
- Jay Oliver (キーボード)
- Roger Guth (ドラム)
- Mike Stern (ギター)
- Randy Brecker (トランペット)
- Ada Rovatti (サックス)
- Sarina Suno (エレクトリックバイオリン)
- Bill Evans (サックス)
- Roger Squitero (パーカッション)
- Gary Meek (サックス、バスクラリネット)
- Nick Marchione (トランペット)
音楽的意義
『Stories』は、ケネディが初めて自身の作曲のみで構成されたアルバムをリリースした作品であり、彼のキャリアにおける重要な節目となる。このアルバムは、ケネディの経験や友情を反映しており、リスナーに彼の音楽の旅路を垣間見せてくれる。ジャズタイムズのビル・メレディスは、このアルバムがベテランミュージシャンである彼を、ふさわしい新たな高みへと押し上げる可能性があると指摘している。
『ストーリーズ』に収録されている各楽曲は、トム・ケネディの旅の途中で書かれたもので、いわば音声スクラップブックのような役割を果たし、様々な国を巡るツアーの音楽的なスナップショットとなっている。
トラックリスト
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