13
2003
Album概要
Solaceのセカンドアルバム『13』は2003年にリリースされた。アルバムタイトルは、制作中にバンドが直面した数々の困難を反映している。例えば、4人のドラマーの交代、メンバー間の対立、そしてオリジナルマスターテープの破損などが挙げられる。デビュー作『Further』と比較すると、『13』はよりヘヴィで、怒りに満ち、アグレッシブなサウンドで、ヘヴィメタルやドゥームメタルの影響が色濃く表れている。The ObsessedとSaint Vitusのスコット・“Wino”・ワインリッチが「Common Cause」にボーカルとギターで参加している。アルバムのジャケットアートはポール・ヴィスマラが手掛けた。
批評家たちは、『13』によってSolaceがストーナーロックのステレオタイプを超越したと評価し、Black SabbathやLed Zeppelinといったバンドと比較している。ある評論家はSolaceを「メタルシーンが生み出した最も斬新なサウンドの一つ」と評した。CD版には13曲が収録されているが、アナログ盤にはさらに2曲が追加収録されている。アルバムに収録されているオリジナル曲の歌詞は、極めて個人的な内容であるため、公式にはこれまで公開されていないと言われている。
レコーディング情報
ニューヨーク州サウスリバーのTrax Eastとニュージャージー州ロングブランチのWord Of Mouthで録音された。エリック・レイチェルとトミー・サウスアードがプロデュースし、エリック・レイチェルがミキシングも担当、チャーリー・シェーファーがレコーディングに参加した。
トラックハイライト
- Loving Sickness/Burning Fuel — ハーモニカをフィーチャー
- Indolence — ビデオゲーム「トニー・ホークズ・アンダーグラウンド」のサウンドトラックに収録
- Forever My Queen (Pentagram) — カバー曲
- With Time (Agnostic Front) — カバー曲
- Common Cause — スコット・“ワイノ”・ワインリッチが特集
参加ミュージシャン
- Tommy Southard (ギター、プロダクション)
- Jason (ボーカル、作詞)
- Rob Hultz (ベース)
- John Proveaux (ドラム)
- Scott Weinrich (作詞・ボーカル(Common Cause)、ギター(Common Cause、Indolence))
- Rick Lewis (キーボード(怠惰))
- Mad Lee (ハーモニカ(ラビング・シックネス/バーニング・フューエル))
- Keith Ackerman (ドラム(キング・アルコール、スレッド・ヘビー))
- Bill "Bixby" Belford (ドラムス(ラヴィング・シックネス/バーニング・フューエル))
- Matt Gunvordahl (ドラム(試す))
- Eric Rachel (レコーディング、プロデュース、ミキシング)
- Charlie Schaefer (録音)
音楽的意義
このアルバムはSolaceにとって極めて重要な作品とされており、彼らのスタイルを確立し、メタル、パンク、ドゥームといった要素を融合させる能力を証明した。批評家からは、その攻撃性、卓越した演奏技術、そして音楽を通して伝わる生々しい感情が高く評価され、好意的なレビューを受けた。Solaceが「混沌を意のままに操る」能力も強調され、「13」は記憶に残る、インパクトのあるアルバムとなった。
バンドはアルバム制作中に、4人のドラマーが必要になったり、内部抗争が起きたり、オリジナルマスターテープが破壊されたりするなど、一連の不運な出来事に見舞われた。この出来事がアルバムのタイトルの由来となった。
トラックリスト
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