THE DEFinition
2004
Album概要
『THE DEFinition』は、アメリカのラッパー、LL Cool Jの10枚目のスタジオアルバムで、2004年8月31日にDef Jam Recordingsからリリースされた。ヒップホップとR&Bのスタイルを融合させたこのアルバムは、主にティンバランドがプロデュースし、N.O.ジョー、テディ・ライリー、7 Aureliusが追加プロデュースを担当した。全米ビルボード200で初登場4位を記録し、50万枚以上のセールスでRIAAからゴールドディスクに認定された。
音楽評論家はこのアルバムを概ね好意的に評価したが、ティンバランドのプロデュースのおかげで、2002年のアルバム『10』よりも優れていると評した。評論家は、LL Cool Jが当時のクランク・サウンドに適応した点も指摘した。このアルバムは、LL Cool Jのマイクパフォーマンスの存在感と多才さを改めて示す作品とされている。
レコーディング情報
主にティンバランドがプロデュースし、数曲はN.O.ジョー、テディ・ライリー、7オーレリウスがプロデュースしている。レコーディングはザ・ヒット・ファクトリー・クリテリア、ザ・チョコレート・ファクトリー、ザ・ヒット・ファクトリー、カーサ・デ・オーレリウス、ロット・ミュージック・スタジオで行われた。ミキシングはザ・ヒット・ファクトリー・クリテリアとザ・ヒット・ファクトリーで行われ、マスタリングはスターリング・サウンドで行われた。
トラックハイライト
- Headsprung — ティンバランドがプロデュースしたリードシングルは、ビルボードホット100で最高16位を記録した。
- Hush — 7 Aureliusがプロデュースしたセカンドシングルは、ビルボードホット100で最高26位を記録した。
- I'm About To Get Her — R・ケリーが出演。
- Move Somethin' — プロデュースはN.O.ジョー。
- Can't Explain It — プロデュースはティンバランド。
参加ミュージシャン
- LL Cool J (ラッパー、エグゼクティブプロデューサー)
- Timbaland (プロデューサー、ボーカル、ラップ(アドリブ))
- 7 Aurelius (プロデューサー、ボーカル)
- R. Kelly (ボーカル)
- Teddy Riley (プロデューサー)
- N.O. Joe (プロデューサー)
- Dame Grease (プロデューサー)
- Eric 'NY' Nicks (共同エグゼクティブプロデューサー)
- Eric Williams (共同プロデューサー)
- Marquinarius Holmes (共同プロデューサー)
- Paul Graham (バックコーラス)
- Paul Bushnell (ヒューマンビートボックス)
音楽的意義
『THE DEFinition』は、LL Cool Jがラップ史において最も息の長いヒットメーカーの一人であることを改めて証明した。RapReviewsのスティーブ・“フラッシュ”・ジュオンは、『THE DEFinition』をLLの「真の10枚目のアルバム」と評し、ティンバランドによるサウンドのニューヨークからサザンへの変化、アップテンポな曲とスローな曲のバランスの良さ、そしてLL自身が常に時代に合った歌詞を書き続けている点を高く評価した。AllMusicのデヴィッド・ジェフリーズは、ティンバランドによるサザンサウンドの解釈と、自慢げなラップと恋人たちのラップのバランスの良さから、本作は前作『10』よりもエネルギーに満ち溢れていると評した。 本作は、第47回グラミー賞で最優秀ラップ・アルバム賞にノミネートされた。
『The DEFinition』は2004年9月18日の週に全米ビルボード200で初登場4位を記録し、発売初週に17万3000枚を売り上げ、LL Cool Jにとってこれまでで最高の初週売上となった。
トラックリスト
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