Loading...
Pieces of the Sky - Emmylou Harris

Pieces of the Sky

Emmylou Harris

1975

Album
アルバムを再生

※ 再生先で同じタイトルであっても録音や音源が異なることがございます。

他のサービスで聴く

概要

エミルー・ハリスのセカンド・スタジオ・アルバムであり、メジャー・レーベルからのデビュー作となる『Pieces of the Sky』は、1975年2月7日にリリースされました。5年前に『Gliding Bird』をリリースしていましたが、『Pieces of the Sky』こそが彼女のキャリアを本格的にスタートさせたアルバムとされています。このアルバムは、カントリー、ロック、フォークといった要素を融合させたハリスの多彩な音楽性を存分に示しています。ハリスが独自の道を歩み始め、明確な音楽的ビジョンを持つアーティストとしての地位を確立した作品として評価されています。また、グラム・パーソンズの死後、ハリスが人生を立て直そうとする姿を描いた作品とも解釈されています。 このアルバムは、ブライアン・アハーンが製作した移動式スタジオ「エナクトロン・トラック」とトラック・レコーダーズで録音されました。『Pieces of the Sky』には、カバー曲とオリジナル曲がバランスよく収録されており、ハリスの歌唱力とソングライターとしての才能が際立っています。このアルバムには、ハリスにとって初のビルボード・カントリー・チャート上位ヒットとなった「If I Could Only Win Your Love」が収録されており、最高4位を記録した。2004年のCD再発盤には、未発表のボーナストラック「Hank and Lefty」と「California Cottonfields」が追加された。

レコーディング情報

録音はカリフォルニア州ロサンゼルスのEnactron Truckとメリーランド州シルバースプリングのTrack Recordersで行われた。プロデューサーはブライアン・アハーン。

トラックハイライト

  • Bluebird Wine (Rodney Crowell) — 陽気なナンバーで、代表曲となった。
  • Too Far Gone (Tammy Wynette) — ビルボードのカントリーチャートで73位にランクインした。
  • If I Could Only Win Your Love (The Louvin Brothers) — ハリスにとって初のビルボード・カントリーチャート上位入りを果たしたヒット曲で、最高4位を記録した。ハーブ・ペダーセンがフィーチャリング参加している。
  • Boulder to Birmingham — ハリスとビル・ダノフがグラム・パーソンズへのトリビュートとして共作した曲で、彼女の最も愛されている曲の一つとされている。
  • Coat of Many Colors (Dolly Parton) — ドリー・パートンの自伝的な歌を、優しく共感を込めてカバーした作品。
  • For No One (The Beatles) — ビートルズの曲をカバーしたこの曲は、ハリスの多彩な音楽的嗜好を如実に示している。
  • Queen of the Silver Dollar (Shel Silverstein) — ハーモニーボーカルにはリンダ・ロンシュタットが参加している。

参加ミュージシャン

音楽的意義

『Pieces of the Sky』はエミルー・ハリスのキャリアをスタートさせた作品であり、先行アルバム『Gliding Bird』があるにもかかわらず、メジャーレーベルからのデビュー作とみなされている。このアルバムは、伝統的なサウンドにフォークやロックの影響を融合させることでカントリーミュージックを再定義し、より幅広い層のリスナーにアピールした。ビルボードのカントリーアルバムチャートで7位を記録し、ローリングストーン誌の「史上最高のカントリーアルバム100選」やロバート・ディメリーの「死ぬまでに聴くべき1001枚のアルバム」といったリストにも選出されている。このアルバムは、伝統的なカントリーミュージックを現代的にアップデートしつつ、現代のソングライターを紹介するという、ハリスのその後の音楽活動の方向性を決定づけた。 このアルバムは、特にグラム・パーソンズの死を受けて書かれた「Boulder to Birmingham」に見られるような、感情の深さと繊細さにおいて特筆すべき作品である。ハリスによる様々なジャンルの解釈と、それらを調和的に融合させる能力は、このアルバムを傑作たらしめている。このアルバムによって、彼女はカントリーロックムーブメントにおける重要な人物としての地位を確立し、アメリカーナ音楽スタイルの先駆けとなった。

アルバムのタイトルは、収録曲「Before Believing」の中の「空のかけらが君の庭に落ちてくる/でも君には落ちてこない」という歌詞から取られている。

トラックリスト

Apple Music

クレジット

コメント

読み込み中...
0:00
0:00
APPLE MUSIC